年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

パート練習をうまく巡回するコツがあります!

今回のブログは

顧問の先生、部長さん、セクションリーダー、パートリーダーなど 部活を仕切っている方々向け、かと思います。。。

途中で参考リンクを多めに貼っていますが、 いったんこちらを最後までご覧いただいてから、 読み進めていただくことをお勧めします。

それでは、始めます!

パート練習

合奏を行うにしても、基礎練を行うにしても、 一人一人の、そして各楽器の力を引き出すために とても必要な時間。

各パートごとにバラけて、 それぞれの練習メニューや、状況に合わせて 練習を進めるわけです。

コロナ禍の今、合奏ができないこともあり、 パート練習しかできない、と、この時間を 多くとっている学校も多いかもしれませんね。 (なんか変な日本語・・・。)

ところが。。。 ・パートごとに分けてしまうと、サボってしまう ・パートリーダーによって進め方が違う ・後輩が言うことを聞かない こんなことが各地(パート)で起きていたりすると、

ちゃんと練習しているか気になるけれど 回り切れない。。。

こういう悩みを、いくつかの学校で お聞きしていますが、皆様のところは いかがでですか?

でも、されど、パート練習。 逆に言えば、合奏のために必要な 音作りの重要な時間なのですから、 むしろこの時間を、ましてや コロナによって時間をかけられるなら なおさら有効に使わない手はありません。

そこで、自分なりのアドバイスを させていただきます。

かんたん、この3つです。

1:巡回時間を決めない。 決めてしまうと、その前後だけ、意識してしまうから。

2:音が鳴っていないパートから回る。 なぜなら、このパートは ・休憩している ・何かについて、話し合いをしている ・サボっている ほぼ、このいずれかだからです。

3:話し合いは、進めてあげて、サボっていても、責めない

休憩している、なら また来るね、と、早々に他のパートに行き、ちゃんと見ていることを 伝えておいたうえで、再訪すればよいです。その時間のためにも サッサと次に行きます。

何かについて、話し合いをしている なら、 何について話し合っているのか、どこまで決まっているのか、 それを必ず確認しましょう。 「なんでもないです。大丈夫です。」 良く聞くセリフですが、それではパート練習の時間に 行うべきものなのかもわかりません。 他のパートが練習を進めている中、これは放ってはいけない。 責めるのではなく、聞けばよいんです。 で、決め方について悩んでいるなら、こんな決め方を 提案してみてはいかがでしょうか。

話し合いで決まらないときの、決め方のコツ

選曲など、多数決で上手く決まらない時の打開策

練習を企画するチカラを身につけよう!

何が「正しいか」「正しくないか」ではなく・・・・【動画解説あり】

・サボっている なら、 他のパート練習の見学をしてもらいましょう。 サボるには理由があるはずです。

練習に魅力を感じない、何をすればいいかわからない。 特定個人に実力がありすぎる、好きな曲がない、 ~ちゃんが嫌い(笑)、先輩に逆らえない など、メンバーや立場によってさまざまなことがきっかけに なることが多いので、正直、これを収集する時間を 掛けるのはもったいないんですよね。

それよりも、個々の事情はあれど、今いる場、つまり 練習する時間に意味を感じてもらう行動をした方が 効果的です。

繰り返しますが、責めることも、叱る時間も 必要ありません。

おすすめは、 先生や巡回する役割の人と一緒に回ります。 他のパートの仲間が同じ時間を使って 何をしているか、見てもらいます。 逆に、練習を見に来てもらってもよいかもしれませんね。

後でこっそり、他パートが何をしているか聞くことも、 練習を仕切っている上級生たちのコミュニケーション の場になります。

以上です。 これがうまく回れば、巡回のペースを落とすことは ありませんから、後は各学校によって、パート練習に かける時間や、巡回する方の体力やペースによって 無理なく回ればよいかと思います。

最後に、

パートリーダー向けのブログで、 ダントツ閲覧第一位の記事をご紹介します。

頑張れ!パートリーダー!【動画解説あり】

また、パート練習以前の、もう少々全体的な コロナ禍中の練習についてのアドバイスは こちらにもございますので、よろしければご覧ください。

コロナ禍中の練習方針のポイントを考えてみました

今からでも遅くない コロナ禍中でも密を作らず練習を充実させるメニュー

ご参考になれば幸いです^^