何が「正しいか」「正しくないか」ではなく・・・・【動画解説あり】
何が「正しいか」「正しくないか」で選んでいませんか?
情報過多の時代、有効な情報を得るには取捨選択をしなければならない場面も激増したのでしょうね。
最近よく相談を受ける内容の中に、 「どれを選んだらいいですか?」 「何をやっておけばいいですか?」 のようなものが増えたなと感じています。
で、逆になんでそれを選んだのかを聞くと、 「○○さんが選んでくれたから」
自分自身はどうしたいのでしょうか。。。
何が「必要か」「必要でないか」で選ぶことのススメ
多くの情報から選ぶのは大変でしょう。特に学んでいる身の学生は経験だって少ないから厳しい。 大人になるとだんだんわかってくるかもしれませんが、実は、 どれが正解かなんてわからないし、どれも間違いなんて言えない場合も多い。 音楽の世界も同様かと。
そうではなく、具体的に掘り下げてみると良いかと。
掘り下げてみると・・・
例えば、 ・綺麗な音で吹きたい →綺麗って、どんな? →明るい音 →明るい音ってどんな? →周りがあっと驚くようなキラキラした音 →例えば、誰みたいな音? →・・・・・・ のような感じに進めます。 これ、永遠に終わらないかもしれないし、ぐるりと一回りしてしまうこともあります笑
ですが、100の情報があるとして、
1:「綺麗な音」 2:「明るい音」 3:「周りがあっと驚くようなキラキラした音」
それぞれ、選ばれる情報って違ってくると思いませんか? もし、「正しいか」「正しくないか」で考えたら何にも選べないと思います。
ですが、「必要か」「必要でないか」で考えたらどうでしょうか。 どこまで絞り込めるかは別にして、自ずと絞られてきませんか? 1よりは3の方がより絞り込まれるでしょうし。
さらに、この段階では「自分自身がどうしたいか」と、必要なことが結びついているので、 そこには意思があり、少なくとも「○○さんが選んでくれたから」みたいなことにはならないでしょうね笑
実はその方が、結果的な正しさに結びつくかもしれない
そうはいっても、迷うこともあるかもしれない。人に尋ねることもあるかもしれない。 でもそれですら、意思がハッキリしていると、相手にも具体的に伝わり、適切な判断を行い易いです。
だから私は質問を受けた場合、まず ・なんでそうしたいの? ・自分はどうしたいの? という質問返しをしてから、一緒に掘り下げるような会話をするようにしています。 本人が「自主的に考える」ようなお手伝いをするわけです。 (ネチっこいおっさんだなぁと思われるかもしれませんが、そこは我慢w)
迷いが起きたら、おすすめです!