年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

練習を企画するチカラを身につけよう!

コロナの影響、いまだ続いていますね。

部活が中止になっちゃった。。 いつ再開できるかもわからない。。。

さて。 こんなご時世ではあるけれど 何とか前向きに進めていきたいですね。

部活の中止によって何が出来なくなったか

1:部員とのコミュニケーション 2:音出し 3:基礎練 4:パート練 5:合奏

たとえば、こんな感じでしょうか。

こう考えてみると、 実はコロナでなくても発生する可能性は ありますよね?

例えば、そもそも部活がオフの期間。 夏休み、テスト休みなど。

じつは、

「起きていること」

「それで出来なくなること」

を、別々に考えてみることが、出来ます。

それでは、前後しますが、

「それで出来なくなること」から、見てみましょう。

1:部員とのコミュニケーション →完ぺきではないですが、SNSなどの手段があります。

2:音出し →場所は異なりますが、出来る場合があります。

3:基礎練 →全員ではできません。個人ならできます。

4:パート練 →できません。

5:合奏 →できません。

つまり、 1~3については、どうにかなるかもしれません。

出来ることはありそうですね。

どれをやったらいいんだろう。

この時、割と罠にはまります。

何が、正しい練習なんだろうか。

結論から言うと正解不正解はありません。 言い換えると、練習内容が正しいとしても、 その人のそのタイミングに合う練習かはわかりません。

それよりも、

この時期に、これくらいまで出来るようになりたい、

というような目標を立てると、 それでは今必要な練習は何か、と、絞り込むことが出来ます。

何が正しいか正しくないか ではなく 何が必要か必要でないか で考えると良いかもしれません。

こちらのブログもご参考まで。

次に「起きていること」を見てみましょう。

コロナに関しては、 無期限での、集団活動禁止です。

先ほどある程度見えてきた「必要なこと」について

集団活動復帰まで時間がかかる~という条件が 発生します。

これはいろんな捉え方ができるのですが、

例えば復帰後を想像してみます。

特に何もしていなければ、 大いに鈍った演奏技術をひっさげ、 合奏を開始。 場合によっては延期した本番が近い。 バタバタ。

と、ならないように、それでは 個人練習ばかりするのかというと、そうではなく、

皆で決めておいたほうが良いことの話し合いを SNSなどで先に行います。

この時期だと

・新入生の受け入れ方 ・受け入れ時のパート人数や決め方 ・その先の演奏会の予定と演目 ・自学年のコミュニケーション

色々あります。

そのあと、個人練習の時間をとっても良いかもしれません。

こうやって、その場の状況に合わせて、 練習を企画してゆくんです。

もっと言えば、 先生方の異動による状況の変化もあるかもしれません。

どのみち、 生徒が自主的にこういった形で練習を進めるようになるのは とても意味があることのように思いませんか?

皆で決めたことが、無駄になっちゃうかもしれません。

でも、

皆で決めるという行為そのものが、成長につながります。

ご参考になれば幸いです。