ソロコン、アンコンメンバーに伝えていること【動画解説あり】
・・・仰々しいタイトルですよね?笑
自分が行っている中学では、練習時間は守りつつ、その中で いろんな取り組みをしながら部活動を、音楽活動を充実させるようにしています。 自分たちなりに考えて動く子も多く嬉しい限りです。
実は訪問当初は特に個人練習の時間がほとんど無かったところから始まり、 最近やっと定着しつつあります。ま、それは別の投稿で。。
脱線しました。そんなわけで、 ソロコン、アンコンの練習時間を取るということは、それ以外のメンバーの 練習時間のうち、少なくとも合奏の時間を削るということになります。
そこまでして出る意味があるのか
色々意見が出る部分のようです。特にソロコンは英才教育を受けているような子ばかりになっていて、 部活の一環で出す意味なしと判断して学校としてエントリーしないところも最近はあるようです。
自分たちはどうするのか
この学校は自主性を大事にしています。出たい子がいれば出る。 ただし部内オーディションが終わるまで、公平性の観点から、 参加の意思はもちろん、メンバー、選曲、こちらから指定しません。 選曲については聞かれたら「できる曲じゃなくてやりたい曲をやりましょう」と一貫させています。 練習を見る場合でも、時間や内容の不公平が出ないよう、最低限のみ。
参加する意味をこのように伝えています
参加者は自分たちが合奏の時間を削ってまで挑戦する時間をもらっていることを 常に感じ、メンバーに感謝すること。そしてその分積極的に練習に取り組むこと。 そうして妥協なく取り組んだことで得た練習の仕方、成長の実感、曲を大切にする意味などを 未参加のメンバーを引っ張るという形で広めていってほしい。 そして、合奏コンクールでベストを尽くせるようにする。 逆に、そこまでの意識が持てないなら出なくて良いですとまで言っています笑
だから、別の投稿にあるように、金とか銀とかの結果よりも取り組んだ内容や 講評を大切にしてほしいとも言っています。
今年もよくみんな頑張りました。合奏に活きるようにしてほしいし、 こちらも促していければと思っています。