フォルテとピアノと表現の幅
フォルテ→強く ピアノ→弱く
音楽のルール的にはこれが正解ですよね。
実際に聞いてみると・・・
これ、現場で フォルテの意味は? ピアノの意味は?
と質問すると、大抵こんな感じで混乱します。
フォルテ・・・強く?大きく? ピアノ・・・・弱く?小さく?
これを ・ルールなんで強く弱くで覚えてください とだけ教えたところで???ってなります。
強く音出せば大きくなるじゃん。逆も然り。 と思っていることが多いからだと思います。
混乱ついでに気づいてもらえたら・・・
せっかくなのでこの問いかけをきっかけにして、こんな話をしています。
ちょっと考えてみよう、と。 ビジネス用語的には、マトリックスの世界です笑
普段演奏していると ・大きくて強い ・小さくて弱い は、ピンとくると思うけど、 ・大きくて弱い ・小さくて強い は、どう?
最初は、下の二つが出ません。???ってなります。笑
そこで、普段の生活で発している声で考えてみようと。 ・大きくて強い:コラッ!、わっ! ・小さくて弱い:しゅん。。、ごめんなさい。。
・大きくて弱い:ええええええ?(抜き打ちテストとか言われた時のリアクション)、あーあ! ・小さくて強い:ちっ、バレたか。、ヤベッ。
出て来ます笑
そういう音って、あるってことだよね?
表現の幅
音楽は言葉、とか、伝えるものとか、よく言われますが、 みんなは、 音楽をすることで自分の表現の幅を減らしてしまってませんか?
単にルールだけで強い弱いを理解してもらうよりも、この方が 例えばピアノと書かれていても弱さにも色々あるんだ、と感じて もらうことができるようになると思います。