年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

フォルテとピアノと表現の幅

フォルテ→強く ピアノ→弱く

音楽のルール的にはこれが正解ですよね。

実際に聞いてみると・・・

これ、現場で フォルテの意味は? ピアノの意味は?

と質問すると、大抵こんな感じで混乱します。

フォルテ・・・強く?大きく? ピアノ・・・・弱く?小さく?

これを ・ルールなんで強く弱くで覚えてください とだけ教えたところで???ってなります。

強く音出せば大きくなるじゃん。逆も然り。 と思っていることが多いからだと思います。

混乱ついでに気づいてもらえたら・・・

せっかくなのでこの問いかけをきっかけにして、こんな話をしています。

ちょっと考えてみよう、と。 ビジネス用語的には、マトリックスの世界です笑

普段演奏していると ・大きくて強い ・小さくて弱い は、ピンとくると思うけど、 ・大きくて弱い ・小さくて強い は、どう?

最初は、下の二つが出ません。???ってなります。笑

そこで、普段の生活で発している声で考えてみようと。 ・大きくて強い:コラッ!、わっ! ・小さくて弱い:しゅん。。、ごめんなさい。。

・大きくて弱い:ええええええ?(抜き打ちテストとか言われた時のリアクション)、あーあ! ・小さくて強い:ちっ、バレたか。、ヤベッ。

出て来ます笑

そういう音って、あるってことだよね?

表現の幅

音楽は言葉、とか、伝えるものとか、よく言われますが、 みんなは、 音楽をすることで自分の表現の幅を減らしてしまってませんか?

単にルールだけで強い弱いを理解してもらうよりも、この方が 例えばピアノと書かれていても弱さにも色々あるんだ、と感じて もらうことができるようになると思います。