年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

コロナに対しての活動再開。何をもって、不公平というのでしょうかね。。。

コロナに対する周りの動きが 少しずつですが変わってきたように思います。

3月後半以降は 自主的な判断で活動を再開する、など。

安全性という観点から、

歓迎する声 非難する声

様々ですね。

コロナのリスクがないと判断している地域は 再開できて、そうでない地域は再開できない。

不公平だ。

なるほど。

実はもっと細かいレベルでも そういった声は上がっていて。

バスケ部は練習再開 吹奏楽部は検討中

不公平だ。

こんな感じです。

もっと言えば、自宅待機中

自宅で練習できる楽器 そうでない楽器があり、

不公平だ。

うーん。

不思議なんですよね。

普段何でもない日であれば、

どの部がどんな活動していようと、 それぞれを尊重し(あるいは気にしないのか) あまり不公平だという声は上がらないんですよね。

ところがその逆はあり得るということですよね?

何をもって、不公平というのでしょうかね。。。

と、問いかけしてみましたが、 実は自分の中ではおそらくこうだろうなという 結論は出ていて。

こういう時はとても主観的になっていて、 アクティブになることが、 自分にとって不利益な場合、不公平という解釈に すり替わっているんだと思います。

部活を頑張りたい人にとっては よその部活がアクティブになれば 不公平に見える。

あまり頑張りたくない人にとっては 自分の部活が再開するのをよく思わず、 世論を持ち出して不公平とみなす。

こういうことかと思っています。

とすると、おそらく、 アクティブに切り替えようがその逆であろうが 問題視の声が上がっているのが現状ではないでしょうか。

何が問題なのでしょうか。

周りが、アクティブになることが問題なのでしょうか。 自分たちが、アクティブになれないことが問題なのでしょうか。

おそらく、どちらでもなくて。

それぞれの判断に チーム全体で納得している状態でないことが 問題なのだと思います。

誰も対峙したことがない現実は変わらないのに、 顧問に判断を一任してしまうとか。

いまは、安全性の観点から、 他人との接触を最小限にしなければ ならないというのが、世論です。

それを前提に再開をするのか、しないのか。 うちの顧問はどうするのか。

おそらくそこがポイントなのではなくて、 そういった判断をするためのコミュニケーションを 密にとってから進めないことが、 しがらみを生んでしまうのだと思います。

コミュニケーション手段は 昔と違って様々な方法があります。

そして、部活をしているはずの時間が 余っています。

その時間帯を使って、 個々人の今日の活動報告とか、相談とか。 してみませんか? 別に遊んできた、でもいいじゃないですか。 リフレッシュ方法の参考になるかも笑 顧問が生徒に再開するか悩んでいると 打ち明けてもいいじゃないですか。 みんなで部活を創っているんですから。

コミュニケーションが密になったチームであれば 再開しようがしまいが、そこまでの経緯が共有されているので 一方的に不公平になりにくいんじゃないかと思います。

面倒くさい?

部活の時間に、みんなとコミュニケーションを とるのは、普段と変わらないはずですよ?

部活は、再開できるんです。 やることの中身がちょっと変わりますけど。

未来を見れば、やることも浮かんできます。

目の前のイベントは確かに消えました。

でも その先のイベントは? 入学式とか、新入部員育成とか。夏のコンクールとか。

その先の自分に対しては? 音楽どれくらいできるようになりたいの? その他の勉強をする時間は必要?不要?

と考えていけば、 やらなければいけないことは浮かんでくる。

その中から、やれることをやっていけば 良いんだと思います。今は。

ただこれだけは心得ときましょう。

自身が、あるいは身近にコロナにかかった 方がいた場合。

まずはコロナに対して全力で事に当たる。 これを克服しなければ元も子もないからです。

なので、 部でコミュニケーションをとるにしても、 そういった情報を言いにくい状態には 決してしない事。

ご参考になれば、幸いです。