上手くいく方が辛いことも、あります。
上手く行った! そして、褒められた!
嬉しいですよねきっと。 でも。。。
褒められることで、 そのやり方でよしと判断してしまうと、 実はその後の考え方がシンプルになりがち。
例えば、 次の回に褒められなかったとき。 何が間違えていたのか? 何が足りなかったのか?
と、考え始めてしまう。
そこでアドバイスなど貰おうものなら、 (コンクールの講評とか、レッスンとか)
その方法に、 自分のやり方を「上書き」してしまう。
本人は一生懸命。 もうこれが正しいと思って、 未来へ進む。
そして、次の評価が気になってしまう。
上手く行ってしまったことで、 何かが見えなくなったり、何かを失ってしまう かもしれません。
そしてその繰り返し。
辛くありませんか?
完全にダメとは言いません。
でも、
自分は、どこにあるの?
そうではなくて、 まず一番大切なことは、 自分が、 自分の音楽をやり切ったこと。
そこをブラさないこと。
その上で、 頂いたアドバイスについては、 他の見え方や、他のアピール方法を 得られたって思うようにする。
他の方法もゲットしたってこと。 自分の表現手段が増えたと言うこと。
場面によって、 その時自分が表現したいことによって、 使い分けていく。
経験を生かすってそういうこと。
ご参考になれば幸いです^^