年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

メトロノームを使って合わせたいコトは?

いきなり結論。

リズム感であって リズムじゃない

メトロノームに支配される音楽 例えば爆音でカチカチ鳴らして 合奏するとか…うーん

あんたたち、ちゃんとこれ聞いて! と言って、爆音でテンポを鳴らし、 指揮者は目の前で仁王立ち、 みたいな絵も笑

それの代わりに、なのか、 指揮台をバチでガンガン叩いて すり減っている様子も、 ただただ痛ましく、 練習の一生懸命さとは あまり捕らえたくない今日この頃。。

これでもずれてくる時って、 合奏の音が纏まってきて、 カチカチ音が聞こえなくなって 起きていることも、ありません?

これではみんな、疲れてしまう。 特に耳が。

例えば指揮者がそれを聞きながら、 合奏にテンポが引っ張られないようにする 拠り所として使う、なら、 まだわかるんですけれども。

メトロノームは、 リズムを生み出してくれる 大切なもの。

それを感じ取って、 リズム感やメロディーのスピード感の イメージを持って、歌にする。 そしてみんなと共有できるといいな。

まずはゆっくり、段々速く、 と言う練習の組み立てももちろんあるのですが、 それは初めから速いテンポだと演奏が困難なものを リズム感を速めていきながら理想に近づけるのであって、 まるでクレーン射撃のように、棒が振れるのを 狙い撃ちする練習じゃないですよね。

ご参考になれば、幸いです。