年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

顧問が見ず知らずの講師に頼むのには勇気がいるんです。

こちらをご覧いただいている皆様、 今は顧問の先生になったつもりでご覧ください笑

外部講師に力を借りたい状況って、どんな時でしょう。

少なくとも、 今よりも何かを良くしたい時、ですよね?

でももう一つ、重要な問題が。

よほどのコンクールバンドが誰かの欠員を埋めるような 需要でもない限り、大抵の学校ではこう言う状況が起きています。

吹奏楽部の指導経験がない、または少ない。

と言うことです。

それは、 何かを良くしたい、と思っても、 何をすれば良いのかの判断も難しい、 と言うことです。

そしてその方が顧問になった背景を考えれば、 同じ職場に相談できる方はいないと言う状況。

さらに、です。

次に予算の話。顧問はここは把握しています。

が、 いくらぐらい使えば良いのか。 の判断が難しい。

相場くらいなら調べればなんとかなるかも しれませんが、 その他の費用、例えば消耗品や修理などと 合わせて見積もることなんて、なかなか。

ここで視点を変えて、 講師を頼まれる側になってみると。

プロの方であれば生活の一部なので、 お引き受けしたくてもできない状況というのは 発生します。 時間の制約か、費用の制約か。 これは仕方がない。

視点を顧問に戻します。 コロコロとすみません笑

安価に面倒を見てくれる方にお願い せざるを得ない、という状況になりますよね。

ここに顧問側と講師側のアンマッチが生じるわけです。

なかなか、 厳しい状況じゃありませんか?

講師が見つかるまで、複数回 こう言った折衝をすることになるんですよね。 しかも、今ブラックと言われているように 通常業務を抱えている合間に、です。

生徒の皆さん、保護者の皆さん、 顧問の先生の状況が少しでもお伝えできたら 嬉しいです。

なぜこんなことをわざわざ書いてみたかというと、

結局、 良い演奏は 良い合奏から、 良い合奏は 良い練習から、 良い練習は 外部講師。。。 とは限らず、まずは 相互理解から 生まれてくるからです。

以上参考になれば幸いです。