年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

自分が審査をするときに大切にしていること

吹奏楽コンクールの審査、 コンクールのたびに、ひと盛り上がりしますよね。

審査の仕方とか、誰がやっているかとか。 決して良いことばかりではないですけれど。

もちろん方法論的な議論は大切と思いますし、 それが進化だったり、公平性だったり、未来につながる わけですから。

そのような中の渦中に置かれる 審査員の方って、本当、大変だと思います。

と、いいますのも。

上記のような規模感ではありませんが、自分も 訪問先の学校などでお願いされることがあります。 審査。

出演者を決める学校内オーディションなどですね。

お手伝いを始めるようになって最初の頃は お願いされてもほぼ頭からお断りしていました。

顧問でも学校の先生でもない自分が、 他所のお子様の進退に関わる行事に 関わることはできないと思っていましたので。

ところが状況が変わってきます。

例えば、 ・自分自身の捉え方だけで決めたくないと言う顧問 ・経験が浅く、ご自身では何をしたら良いのかわからないと言う顧問 ・顧問とうまくいっていない生徒や保護者たちが、私のコメントなしでは納得できないとか。 ・私自身が部活動指導者になっている学校であるとか。 顧問の上司つまり校長や教頭からお願いされたことも笑

審査される場を少しでも納得感のある場にしたいと言う 顧問、生徒、保護者、(自分もかな)それぞれの思いから、 そのようになっているんですね。

で、いざそうなった時に、考えますもの。 どのようにしたら、皆の役に立てるのか。

そこで自分は、こんなことを大切にしています。

1:なぜそう思ったかが説明できないことは加点減点しない 2:本番前に言うべきことは加点減点しない(選曲がどうとか) 3:何があっても歌いきっているか(音楽をし切っているか) 4:何かを伝えようとしているか(譜面をさらっただけになっていないか) 5:バックグラウンドを持ち込まない(学校での態度とか、今日は不調だとか)

この上で、先に審査ポイントを決めてしまう。 今回は、音程を見るのか、フレーズ感を見るのか、あるいは全部か、など。 そして、ブラさない。

なので、感想についても、フワッとしたことは言わず、 審査ポイントについての感想をできるだけ具体的に伝える。

このような感じです。

ご参考になれば幸いです。