年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

キッカケを作るためには自分から動く

え〜、上手く纏まらなくてストーリー仕立てになっています。 すみません。

○○さん、どうやったら上達できますかね。。

今日も頂くこの質問。

凄く、気持ちがわかります。 自分の担当楽器であろうがなかろうが、一緒。

もちろん、その子のこれまでの取り組みや 素養(あんまり好きな言葉ではありませんが) などにより、過不足の度合いは異なるのでしょうが。。

聞くことは、一つ。

出来ることは全て試してみたか。

です。

もちろん、この質問にYesと答える人なんていません。

なので、ここから掘り下げます。

経験上、その楽器の専門の個人レッスンを受けている人は こう言った悩みを持った子はほとんどいません。 というか、音を聞くと大体わかります。 意思を持った音が聞こえるというか。。。 既に自分の課題を理解している子が多いです。

頼まれて自分が練習を見ることもありますが、 常にこう言っています。 ・まず、自分がどう演奏したいかを大事にして。 ・個人レッスンの先生と自分のアドバイスで 混乱しそうになったら、迷わず先生の言うことを聞いて笑 そんなところで消耗する必要ありませんので。

で、今回のブログはその一歩手前で悩む子達に多い話。

レッスンに行きたいが、お金がない 目標とする方のレッスンを受けたいが、機会がない。

ので、代わりに演奏会を観に行ったり、Youtubeみたり、 CD聞いたりしてます!

涙ぐましいです。本当に努力しています。

だからこそ、尋ねるんです。

出来ることは全て試してみたか。

(・・・性格悪い人と思わないでください。 話が終わってしまうので笑)

その先生のレッスンについて調べてみた? だって、レッスンの場所も費用も時間も 何もわからないんでしょ?

調べてみましたが、 通うのは苦ではないんですが(やる気)、 やはり費用が。。

直接お話を伺ってみた? 本当にその条件しかないの? もちろん先生が生徒さんに不公平なことは しないと思うけど、先生からしたら、 たまたま希望日が空いていたり、 習いたい子の要望(時間とか条件とか)を 聞く機会がないのかもしれないよ?

きちんと名乗って、事情を説明して、 質問ではなく相談をしてみたらどうだろう。 と、思うけれど?

よく個人でプロとして活動している方の ツイートを見ると、不特定多数の人が匿名で 質問をして、お礼も言わずに終了、と言う 苦言があるじゃない? それに比べたら、きちんと話を聞こうと思って くれるかもしれないよ?

もちろん、大人気の方などは処理仕切れなかったり することもあるだろうから、ご迷惑になるかもしれない。 でもそう言ったご事情だって、 こうやって相談した人に対しての方が誠実に 対応してくれると思うよ?

なぜなら、人と人との関わりだから。 本質は。

でも失礼ではないか?

それは、わからない。そう思う人もいるかもしれない。 相手の価値観や習慣にもよるから。

だから、怖くて聞けない。

なるほどね。。。なら、さ。 そう言う場合、どんな聴き方をしたら極力失礼にならないか 聞き方を身近な誰かに聞くってこともできるんじゃない? 社会人の間でお仕事をしている人に。 親御さんとか、先生とか。

それはしても大丈夫なのか。

しないと困るんだとすれば事情が他にあるんじゃない? 聞けるべき相手とのコミュニケーションロスをしているとか、 お金の問題とか。

コミュニケーションの問題が身近なところにあるのなら、 それも解決したいね。 なぜなら、仮にレッスンを受けて上達しても、 身近な誰かに聞いてもらいにくかったら意味ないよね。

お金の問題については、それが分かっているからこそ、 保護者に打ち明けて、その上で先生に伺う方法を 一緒に考えれば良いのでは?

その後の結果は正直、様々です。

でも、

自ら考えて動く。

これができるようになった子達は、 その後の動きが変わってきます。

大体手段を見つけて上達したり、 楽器はともかく部のまとめ役になったり。 非常に頼もしくなりました^^

以上です。

え〜、念のため、念押し。 本記事は値下げ交渉術を伝えたいわけでではありません。 それはレッスンを相談する方に対して失礼という表面的な問題だけではなく、 自分で価値あると判断している人の価値を下げる行為で、 そもそも矛盾しています。

自分の事情を、相談相手にもキチンと伝えることで、 相談相手にとって、自分を求めてくれている人の中には 条件に合わせられない子もいるんだと伝えることができれば これは相手にもメリットがあります。条件を見直したり。

詳しく言えないが、 安くして欲しい。 なんならタダで教えて欲しい。

こういうスタンスだから、厳しいんです。

それでも、音楽の世界って、直接聞かれれば教えますという 本当にいい人が多いなと思っています。ありがたいことに。 そういう人への感謝の気持ちを示す意味でも、 コミュニケーションは大切にして欲しいです。

人、を大切にしてくださいませ。 (自戒も込めて)

何かの参考になれば幸いです。