年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

練習を仕切ることは、あら探しをすることにあらず

練習、お疲れ様です。

合奏にしろ、パート、セクション練習にしろ。。。

→練習メニューをこなす →良くなかったところを見つける →もう一回 →さらにもう一回 →次の練習メニューをこなす →よくなかったところを。。。上に戻る

いやあ、息が詰まりそうですね。

実際、上のように書いてみると実感するのですが、 これでは、早く、練習メニューを終わらせることを 目指してしまいます。自分だったら。

で、終わった頃にはいろいろ よくなかったところでお腹いっぱいになっている 自分たちがいる笑

練習を仕切っている人たち、お心当たりありませんか?

もう少し、丁寧に行きたいですね。

練習の目的は、 消化することじゃなくて、 力を付けることですよね?

であれば、 前回よりも少しでも良くなった瞬間を見逃さないよう じっくり観察する

丁寧に、というのは、ここに時間をかけたいという意味です。

もちろん、仕切る人だけではなく、できればみんなが 良くなった瞬間に気づいて、ワッと喜べる瞬間があって、 その次の練習にワクワクして進める状態を作ります。

良くなった瞬間を見逃さないなんて出来ないよ。

だから、練習しましょ?それを。 じっくり観察する練習を。

どうせもう一度通すなら、 観察する機会も増えるはずなんです。 その時に、良くなったことにももっと注目します。

で、少しでも良くなったところが見つかったら、

今、良くなっったんじゃ? とか、 よかったよー今!

この言葉を共有するんです。 具体的な理論的な中身なんて後でいいから笑

みんなの気持ちが、 行けるかも? と、前に向いてくれればいいんです。

そうすれば、次の練習への意欲につながる。

仕切る人から良く聞く言葉。 私も吹いて練習したいのに・・・。

どうですか? これはこれでとても大切な練習をしていること 気付きませんか?^^

一日、時間も忘れて練習に集中できた時って、 ずっとダメ出しされ続けた日ではなくて 何かを得ることができた日ではないですか?

いつもの練習のみんなができることです。

みんなができることの、やり方をちょっと変える。

お心当たりあれば、是非お試しください。