年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

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「副部長」「サブリーダー」・・副担当のありがたさ

部活動の中で、いろいろと役割分担があります。 学校によっては、「幹部」というくくりも。 なんだかすごい名前。

その中で、 ほぼ必ず存在する 「副部長」・・・。

組織が大きいと 「サブリーダー」とか、 「副パートリーダー」 もいますかね。

この 「副」「サブ」の人の役目って、どのようになっていますか?

誰かの代理?

そりゃそうなんですが。

代理って、何をするんですか?

部長(リーダー)と同じくらいの行動、責任、スキルが求められ、 いざというときは、何もすることがない、とか。

部長(リーダー)に文句が言えないときに、代わりに もの申す先、とか。

もし、仲間の中に一人でも このようにとらえている人がいたら なんだか報われない感じがします。

そもそもリーダーたちの役割は、 皆の意見を取りまとめたり、状況を進めるのであって、 責任転嫁の先ではないはずですよね。

そのうえ、誰かの代わりでしかなく、 努力しても報われない立場だとしたら・・・・。

改めて 「副」「サブ」リーダーの役割って なんなんでしょう。

自分は、こう思います。

部長やリーダーが、一番安心して相談出来る人。 部長やリーダーが、意見を無視してはいけない人。

です。

そして、

メンバーの声を集めるのは、両方で行います。 言いにくいことを伝える先が複数ある安心感をメンバーに 与えることができます。

顧問の先生に相談するときには二人で同意してから 一緒に行きます。 話すときの安心感も、先生への説得力も増します。

みんなに何か方針を話すときは、同席します。

こうして、 独断専行によってチームワークを乱すことも 役職者に任せきりで協力しないことも 二人で、対処します。

とても重要な役割だと思いませんか?

もし、 私って何のために肩書があるんだろう、と思ったら、 おそらく「仲間で活動すること」について、 何かが足りないか、問題が起きている部やチームなのかもしれません。

何かしらの参考になれば幸いです。