年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

「楽しんで聴いてください!」・・?

演奏会本番。。お客さんの前で、

「楽しんで聴いてください!」

この言い回し、時々 特に小中学校で 耳にするんですが、 自分だけでしょうかね。

おそらく伝えたいのは、 「楽しんで聴いてほしいです!」

なんだろうな、というのはよくわかります。

それに、願望の言葉 「聴いてください!」 が組み合わさってこうなったのでしょう。

その結果、指示形?に聞こえる笑

という、字面で上げ足をとる、 性格の悪い”年数だけは立派な~” の中の人でした。 おしまi・・・・

じゃない笑

演奏を観たり聴いたりしていただく、 ということは、パフォーマーが一番うれしいことだと 思うんです。

であれば、演じる側として こういうセリフにも、パフォーマーとしての お客様への感謝の気持ちを伝えることに こだわってみてほしいです。

おそらく、継続的に使われているということは ・先輩がそう言っていたから ・先生や先輩から特にダメだしをもらったことがないから

なのでしょう。

でもこれ、肝心な、皆が一生懸命練習してきたものを 披露する直前の重要な場面でいうセリフ。

もし、共感いただけるようでしたら、 これを機会に工夫しててはいかがでしょう。

自分の中では、ある方程式があります。 「メインメッセージ」と「期待」です。

例えば・・・

「お聴きください」 一番シンプルで、メインメッセージのみ。 ただ、プロのようにある程度のものが保障されていない場合、 ちょっと言葉を添えたくなるかもしれませんね。

「最高の演奏をお届けします」 期待させる雰囲気がいいですね。 ただ、メインメッセージがあいまいかな。 届けてどうしてほしいんだい? 最高のって、ほんと?みたいな笑 最後の曲や、アンコール定番曲などで、 一度使うとスパイシーでよいかもしれません。 言った直後に自己プレッシャーになったりして笑

「気持ちを込めて演奏します。楽しんでもらえたら嬉しいです。」 メインメッセージも期待させる用語も含まれていてよいですね。 演奏者の保護者だったら十分に満足いく。。。かも?

「楽しんで頂けるな演奏に仕上げたつもりです、ご期待ください。」 こちらもよいと思いますが、小学生が使うとちょっと驚くかも。。

さて、皆さんの周りのお客様にはどのような言葉を届けますか?

今日は問題提起でおしまい。

まとめ。 曲も、しゃべりも、 お客様への感謝の気持ちを伝えるようにしたい 大切な要素は、 「メインメッセージ」と「期待」

ご参考になれば幸いです^^