年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

オンラインレッスン奮闘記

コロナによって外出が困難に。。。 普段通りのレッスンが行えない。

そんな中、 オンライン会議システムの普及によって、 いわゆる企業では会議がオンライン化し、 仕事のスタイルが変わっていくように、

音楽のレッスンも、オンライン化が 進んできましたね。

自分も、何か形にできないか。 と考えていたところ、

大変ありがたいことに、 現役の教え子や、これまで時折 コミュニケーションがあった、 元教え子の保護者の方経由で そのご兄弟だったり、知り合いだったりと 協力していただく機会を得て、 オンラインレッスンのカタチを 作っていくことができました!

いまは、コロナ禍中。 ワクチンもまだない。

でも、だからというわけではなく、 オンラインレッスンが普及すれば、 一つの練習手段として、 また、 なかなかお会いできない人たちとの これまで実現が難しかった 接点の持ち方、練習のカタチとして、 コロナが過ぎても、残していける 練習方法になるんじゃないかと 思っています。

いま、オンラインレッスンの ・導入に二の足を踏んでいる先生方、 ・レッスンを受けるか迷っている生徒さん

そんな皆さんに参考になるかもしれないと思い、 導入、実施に向けて色々感じたことを 書いてみます。

1:Webカメラについて

う、売っていない笑 自宅のデスクトップマシンを活用しようとしたら、 テレワーク普及によって、家電量販店から 一気にWebカメラが消えていました笑 amazonなどでは購入できましたので 現物重視でない限りは問題ないのですが。 実は、スマホアプリWebカメラにできるものが ありました。(アプリでWebカメラと検索すれば ゴロゴロと) 有料アプリでも1,000円位なので、 とりあえずこれで急場をしのぎましたが。。

ポップアップメッセージや、電話が来ると その音が鳴ってしまったり、下手をすると 映像が切れます笑 設定などをしっかり確認するとよいかと思います。

カメラ目線の工夫 カメラの固定位置がモニタの上か下になる方、 多いと思います。 ですがこれだとどうしても、相手から見ると 目線が上がっているか、下がっているかに なってしまいます。 モニタ脇につけると目線の上下は解決しますが、 今度は左右に目が泳ぎます笑

これはまだ未検証ですが、おそらくの解決策は、 カメラ裏側の平面部(本体か、クリップ)に 両面テープを張り付け、 画面に映っている間の顔のおおよその位置を 隠すようにモニタにべたっと貼る!笑 カメラが、相手の目そのものになるように 設置するとよいです。(多分)

2:部屋の背景を見られたくない!

今時の会議アプリは、バーチャル背景を設定できるものも ありますし、面倒でなければ、ごちゃごちゃした部分を 毛布で覆ってしまい、両端は選択ばさみなどで挟むと楽です。

3:音声について

とにかく絶対に行ってほしいのが、 自動音量調整の設定を切る、です。 人の声と楽器の音では大分違いますので、 何かしら影響が出ます。

ごめんうまく聞こえなかったからもう一度吹いて!

このやり取りが発生するほど レッスンのリアリティが下がることになります。 開始前に少し会話と発音のテストができると 良いですね。

4:時間調整について

練習時間の5~10分前に、準備時間を含めるとよいです。 レッスン時間枠に含めるか、事前準備としてプラスで取るかは 先生側、もしくは生徒側と相談でもよいかと思います。 想定外に設定の時間がとられない方が良いと思います。

5:トラブル発生時について

PCサポートのご経験がある方はピンとくると思いますが、 自分ができても相手ができるとは限りません。 リモートによる遠隔操作などもできれば用意したいところですが、 難しい場合は、アナログ的な取り決めをすればよいです。 トラブル時の時間は練習時間として勘定しないとか。 逆にそれも含めて承諾をいただいた方をレッスン対象とするとか。

6:謝礼支払い手段について

ググっていろんな方の情報を参考にさせていただきました。 これは実際生徒側の保護者の方と色々ご相談して 感じたことですが、 ・いくつかの手段を提供できるようにしておくこと (振込、Paypalの様な電子決済、直接手渡しする時間をとる、など) ・100円程度の手数料で悩んだり手段を絞ったりしないこと です。 なぜなら、 相手の支払い可能な環境が合わない場合の相談や説明時間が 必要になったり、それが条件に合わずレッスンが成立しなかったり、 最悪、うまく行えずトラブルになったりと、 100円以上のコストがかかるからです。お互いに。

7:謝礼金額について

これはもう、ご自由に、というところ。 大事なのは、なぜそうなのかが説明できるところです。 相場、とか、他の先生はこうだから、とかではなく、 ご自身の理屈です。 たとえば、 生徒さんにとってみれば、生レッスンより欠損する部分が あるかもしれないが、先生側にはレッスンの準備がかかる ため、費用は据え置くという、対等目線だったり、

生徒さんの得られるものを重視し値下げするサービス目線だったり。

むしろ質を下げない工夫をし、手数料分を値上げしたり。

いずれにしても、 なぜ、そうするのかを説明し、先生、生徒の合意をとるか、 承諾した生徒のみを受け入れるのか、 という方向性も含めて自分なりのスタンスを作ってしまう方が良いです。

ついでに私は、単品払いにしています。 月謝ですらありません笑。

8:その他

会議ツールでは録画もできますので、レッスン動画も コンテンツとして差し上げるような アフターケアがあってもよいかもしれませんね。 ただお送りするでもよいし、 大事なポイントの箇所を再生時間でお教えするのもよいし。 動画編集からアップロードまでひとスキル必要ですが。

以上です。 いかがでしょうか。

グダグダとお書きしましたが、 実際、お互いが画面に表れて、会話ができ そこに「場」が出来てしまえば、 あとは割と普段のレッスンの風景が想像でき、 自分の意志でリアルに向けて ああしようこうしようと工夫できるように なっていった気がします。

実際のレッスンでは、 初回はまず悩みを話し、聞くところから 始めるとよいです。 それ自体がアイスブレイク※になります。 (※打ち解ける時間ということです) これを練習時間として課金するのか否かは 先生方のご判断かと。 2回目以降の方は事前に課題が設定できるので スムーズに進むと思います。

私の例ですと、 楽器の音を聞く予定にしていましたが、 先生から譜読みの宿題が出て、急遽その確認を 先に行ったこともありました。

何のためにレッスンするかといえば、 レッスンを受けた方が 本番の場で活躍できるようにするためと 考えているからです。

もしこんな自分のレッスンに ご興味をお持ちいただけましたら、 お問合せフォーム(下記)の下部に 記入欄がございますので、そちらから ご相談ください。 (レッスンそのものではなく レッスンの技術的なアドバイスココナラへ)

レッスンを受けたことがない初心者の方や 感触をつかんでみたい方には 相性が良いと思います。 具体的なことはフォームにて。

ベテランの方には向きません。 そのような方々は、私のように言語化しないだけで 当然のようにお詳しい方ばかりですので。

ご参考になれば幸いです^^