年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

オレ流、「コンクールって、なんなんでしょう・・・」

ブログやツイッターで 部活動の経験を発信するようになって三年。。。

コンクール。

この言葉が飛び交わない日はありません。 特にこの時期の活発さは言わずもがな。。

色々な方の、色々な視点や経験から発せられる言葉。

それらに 共感を得られて自信を持てたり、その逆であったり、 さらに会話が発展して社会問題(ブラック部活など)に 繋がったり、、、悲喜こもごも。

こんな状況、収拾つくのでしょうか。。。

という状況の中ではありますが、おそらくそれは皆さんも 感じていらっしゃると思われる中、敢えて、

自身の、最近なんとなく整理できて来た内容を、お披露目したいと思います。 「あ〜あ、変なのが増えた」と、思われるのを覚悟で参ります笑

自分にとって、コンクールの意味とは、

金を取るから、 偉いとか正しいとか凄いとか強いとか笑 コンクールメンバーになるから、 偉いとか正しいとか凄いとか強いとか笑(しつこいw) こんな話ではありません。

主にこの三つ。 いきなり身も蓋もないものから書いていきます笑

1:投資対象として判断される 就職活動と同じです。雇用側は相手のことは初めはわかりません。 そこに投資をするイコール雇用するわけで、少しでもリスクを回避するなら、 ある程度の判断基準は必要です。まあ、免許や資格みたいなものです。 例えばあるイベントを盛り上げたくて、演奏者を呼ぶとします。 場を盛り上げる必然性の強さによって、より確実性が必要になってきます。 その時には、一定水準以上であることを伝える要素として、 コンクール受賞経験や内容、回数などが考慮されても仕方ありません。

なので、個人を対象としたコンクールで頑張ることは、 生活や待遇特典のために専門資格を取ろうとする社会人と似ています。

2:知名度が上がる まあ、箔が付く、ということですね。 強豪校の指導者や出身者ということで、1と相まって重宝されるかもしれません。

これも、会社と似ている部分はありますね。 うちの主人は誰もが知ってる企業の社員なの♪ なんていう声が聞こえて来そうです笑

3:皆の自信がつく 良い結果が得られればそれは確かに自信に繋がりますね。

こんな所ではないかと考えています。ただし条件付きで。

条件とは 賞賛の対象が明確であること、です。

個人コンクールではその人そのものであるし、 アンサンブルにしても、その楽団でここの受け持ちがあるので、 まあ同様でしょう。

これが、大人数のバンドであると話が変わって来ます。

総合的なバンドの良さが、誰によるものかがわかりにくくなります。

例えば、 金賞バンド出身者だからといって個人の実力を過信した方が 別の楽団に入って苦労された話も聞きます。

また、バンドであることから、自己管理が難しいため、 どうしても統率が必要になって来ます。 これが過度に至り、非人道的な行為が行われると、 ブラックなんとかというような社会現象につながります。

ここで気にしておきたいのが、 大人数のバンドで、個の評価と認識される側面がある事です。 それは、指導者と、学校名そのものです。 こうなると、そのあたりを求めて止まない特定の立場の方々が 現れても不思議はないですね。なにせ、個人と同じですから。

以上です。うまく、伝わりましたでしょうか。。。

自分自身の力をつけ、それを客観的に示すものとしては 有意義ではないでしょうか。 また、自信に繋がるのであれば、良いのではないでしょうか。

そして、大所帯でのバンドで大切なことは、何か。 コンクールでの賞そのものなのでしょうか、 もっと本質的な、 それに向けて積み重ねて来たものではないでしょうか。

賞ばかりを気にしていて、歪みは発生しないのでしょうか。

何かしらのご参考になれば幸いです。

ご参考まで、賞の色よりも大切にしてほしいことがあります。 こちらをご覧くださいませ。

金賞取らなきゃ意味ないじゃん? https://brassgaban.hatenablog.jp/entry/2017/02/03/gold/