年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

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美爆音?その2

習志野高校、悪天候の中、健闘されましたよね。 関わった皆様にとって 良い思い出に昇華するにはまだ少し時間がかかるかもしれませんが、 間違いなく、貴重で、皆がしたくても出来ない 体験をされたのではないでしょうか。

習志野高校といえば、美爆音。

美爆音について、以前こんなブログを書きました。 そこで、人によっていろんな見え方があるなとお伝えしました。

今現在、美爆音に感動する向きもあれば、騒音問題とか、選手の声が聞こえないとか、 色々な側面が皆に伝わっているかと思います。 こう言ったことで、何かを考える一旦になっていれば嬉しいなと思います。 ちょっと偉そうですが笑

最近、この言葉が一人歩きしているようで、 メディアがある意味自由に表現していることに少々疑問を感じます。

例えば、美爆音が沈黙だとか、美爆音が負けたとか。

なんじゃこりゃ笑

方や騒音問題も取り上げられている中で、自分たちを信じ精一杯応援している 人たちや、そもそも野球に全力を向けてきた人たちに向けてよく言えるなと。

ま、感情的なコメントはこの辺にして笑

実際、騒音問題は一定の配慮をした方が今後のためになるなとは 常々思っております。

ここからが本題です。すみません。

自分が学生時代、応援団のブラスバンドに所属し、 少なくとも爆音が出せることに間違いないバストロンボーンを 担当していたからいうわけではないですが、 野球場で7、80人が精一杯の音を出したら大変な音量です。 相手客席の会話にすら一定の影響を与えてもおかしくないと思います。 ちなみに、場を盛り上げる役割であれば、15人で回したこともあります笑

それと、当たり前ですが野球の試合が軸なのであって、 そこにはルールというものがあるわけで、 応援にそれがないのは如何なものかと思います。

全くないわけではなく、攻撃回しか演奏しないとか、 校歌の演奏順番とか、太鼓の数とか、 これまでも色々と積み上げられては来ているのだと思います。

意外なのが、演奏人数については あまりメスが入っていないような気がすることです。

上記のように、人が集まれば大変な音量になります。 かと言って、人が集まらず不公平感を感じることや、 大音量に大音量で対抗していては肝心の試合がどうなるのか、など 考えると、そろそろ一線を引いても良いような気がします。

それこそ吹奏楽コンクールなど、部門によって人数上限があるのですから、 同様に現実的な数の規定を設けて、その中で質やパフォーマンスを高める、 などいかがでしょう。 もちろん人数が足りなければ外部応援ありでも。

コンクールに出場しないメンバーは応援メンバーというのも有効かもしれません。 上限があることで、期日が重なっても応援に対応できるかもしれません。

野球(に限らずですが)と応援が一体となって場を盛り上げる。 この点にご理解を得られるならば、関係者の皆様、ご検討いただけると嬉しいです。