パイレーツオブカリビアンとバストロンボーン【動画解説あり】

映画、カッコイイですよね。ただ、なんと言いますか、楽器吹きなんぞをやっていると、作品の鑑賞と同じくらい、BGMに耳が傾いてしまいませんか？

今更ですが、自分、バストロンボーンという楽器をやっております。

この曲の吹奏楽アレンジもいくつかあるようですが、以前私が演奏する機会があったものは、バストロンボーンの使い方がエグい笑完全にトロンボーンの伴奏音域の一オクターブ下をいってました。・・・・・カッコイイですよね！

トロンボーンとチューバの間に位置し、オクターバユニゾンで低音に厚みや輪郭を作る大切なポジション。・・・・と、思ってます。

危うくブログの主旨から逸脱するところでした笑

さて、最近では中学校、ともすれば小学校でもバストロンボーンを見かけるようになってきました。

でも、バストロンボーンが担当する音域を生かした演奏を小学生に求められることはまずないのでしょうね。。。出ませんよなかなか^^

つまり、バストロンボーンの、バス、の部分がやりたくて中学に来てこの楽器を第一希望！なんて言う子はまずいませんし、この楽器を選ぶとこの音が出ること自体、知らないんですよね。

トロンボーンは、スライドアクションが特徴で、それなりに人気のある楽器です。でも、バストロンボーンの違い、と言うか魅力を知らなければ、ただのデカい、持ちにくい、息が足りない、高い音が出ない楽器と思われたままという運命が待っているかもしれません。

さて、御察しの通り、いわゆるお手本吹きで、バストロンボーンの低音域を聞いてもらうと、「ハマる子は、ハマります笑」憧れの音を聞くというより、未知なる音を知る、という感覚でしょうか。

お手本演奏、という意味では、もうこの曲は大変効果的です。他のパートの子も振り返ります。「こんな楽器があるなんて・・・笑」

・お手本吹きは、その楽器を頑張る子に一番説得力があります。・希望の楽器になれなくたって、前向きになれるかもしれません。（参考：好きな楽器になれなくたって）・同じ楽器を好きになってくれる子がいると、ちょっと嬉しい笑。

みんなで、良いバンドにしていきたいものです。

余談：宝島のバストロンボーンパートも大変効果的です。メロディがないですが笑

年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話