お手伝い 2017/06/04
今日は午前練習。
体育館での練習
本番のホールを想定した、広い空間での練習。
運動部との兼ね合いで中々取れないため、貴重な時間です。 こういう時は、普段音楽室で詰めるような練習と違うところを 優先して行きます。
例えば ・音量、バランス ・配置(特に隣の人との距離とか、周りの音の聞こえ方とか)
こういう時に気をつけたいこと
我々が全体を見て調整を図るだけではなくて、生徒へのフィードバックをなるべく丁寧に行うことです。
具体的には、下記のようなことを。 ・良いと決まったら、「これでいいよ」と、必ず返す 参考:出来たらちゃんと、「出来てるよ!」 ・いいよと言われた時に自分が何に気をつけたか、どんなことをしたか、 自分にしかわからない何かをきちんと書いておく時間を取る。 参考:自分だけが解かる何かを書く!
と、いうことに配慮しつつ行った合奏練の内容はこんな感じでした。 (前置き長くてすいません。。。)
課題曲
気持ちが乗ってきて音楽が揃うようになってきた。。。のはいいのですが、 気持ちがノッてきて音程が乱れた(ハモリだけでなくユニゾンまで怪しい・・・)ところを中心に調整。 単にチューナーとにらめっこではなく、たとえば、 ラッパとフルートのユニゾンであれば、ラッパにフルートを吹いてるつもりで吹いて、とか、 ハーモニーであれば、1stのベルから音を出すつもりで、とか、 イメージしてもらうだけで揃ってくるもんです。不思議と笑
あとは、埋もれてしまいそうな細かい音を引き出す。 これも、例えば後半盛り上がるところであれば大抵、前半のフレーズを再現する構成が多いので(なぜかw)、 その辺りを気づいてもらいながら進めると、単に「みんなが一生懸命頑張る」音楽から、 「色々なことを見せる音楽」に変わってきます。不思議と笑
まだテンポに粗さが見えるので、この辺安定させて行きたいと思ってます。
その他、個人単位で、吹き方の確認。
自由曲
今日は課題曲を中心に行い、こちらはポイントのみ。 一部リズムの確認や、フィナーレに向けた全体のクレッシェンドの掛け方を揃えたり、 曲の入りの静かな部分の音の運び方を確認したり。
そして、これまでゆっくり練習していた部分を含め全体をインテンポに。 やや強行ではあるものの、 フェスティバル演奏に向けてある程度仕上げたかったのもあり。
まあなんとか通りました。
全体的に
上にも書きましたが、うまく言った時に「それで良いよ!」とフィードバックをし、 その際に自分なりに気をつけたことをメモを取ってもらう時間を作る。 今日はホールなのでこの辺りを丁寧に、あまり進まなかったけれど、 必要な時間をうまく使えたかなと思っています。