息が続かない人におすすめ!音をまっすぐ伸ばす方法(管楽器対象)
音をまっすぐ伸ばしたい!
白玉(2分音符や全音符)が連なる長めに伸ばす必要があるところ。 まっすぐ伸ばしたいけれど。。。
・息が続かない ・途中で収束してしまう
学校でも個人レッスンでも、これ、非常によく聞かれます。
私「まっすぐ伸ばすためにどうしてる?」 相手「息をまっすぐ伸ばします」
さてどんなふうに行うのか見てみると、 ・がっしりと楽器を構えて ・がっしりと体を固定して 息を出しています。
それだと逆なんです。。
実験して見ましょう! ・・・学校でこれやると理科の先生の気分になれます笑
1:バケツに水をたっぷりと入れます。 2:バケツを傾け、水を同じ勢いで、同じ太さで、バケツから無くなるまで注ぎます。
これだけ。
この時のバケツを持つ手に注目。
手は止まっていますか? →実は、常に動いています。
もし、水を注ぎ始めてからバケツを動かすのを止めてしまうと、 水は細くなり、バケツに残ったまま流れが止まってしまいますね。
さて、 ・バケツを、肺だと思ってください ・水を、息の流れだと思ってください。
お気づきでしょうか?
まっすぐな息を出すと言うのは、体を固定するのではなく、むしろ 常に動かしていないとできないんです。
少しずつ力を掛ける、抜いていくというコントロールが大事
そうしないと、必要以上に力んでしまったら体が動かなくなり、 肺を動かせなくなり、息が入らなくなり、音が収束してしまいます。
以前こちらのブログでも書きましたが、 “吹く弾く叩く”から”聴かせる”へ 感覚の差異がここからもわかりますよね。
ご参考になれば幸いです^^