年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

謝恩会でのちょっとマニアックな失敗談

準備万端のはずが…

小学6年、卒業生の謝恩会… 映像音楽コンテンツを流すお手伝い。

前日までに、 お店の方とセッティング確認完了。 コンテンツも揃った。

はずだった。

急遽、前日の晩。 みんなで校歌が歌えたら良いね〜 という声。

ところが音源がない。

当日卒業式で録音してきます! と、保護者。

1コンテンツくらいなら当日でも 差し込めるので、やれるだけ やりましょうと。

当日、いただいた録音。 演奏が唐突に始まったらしく、 前奏プラス数小節くらいの音が、ない(^^;

本番まで2時間半。

仕方ない。無い部分は作るか。

地元でよく聞く校歌だったので、 あとは必殺、 「前奏は最後の1フレーズをアレンジすれば それっぽくなる(仮称)」 スキルを発動し、midiを使い、 コードにアルペジオだけ駆使して さらっと作る。

さあ、録音物と合体。

あら、キーがちょっと違う。 15セントくらいかな。

midiだけをオーディオ化し、 キーを調整しながら合体。 上手くいく。 調子に乗ってほんの一瞬 クロスフェードかけて つなぎ目をごまかす。

よっしゃこれで行こう! 現場でもちゃんと音が出た。

…この時、過信があった。

「ピアノの音で冒頭さえあれば みんなで歌い出して、なんとか 続けられるだろうと。」

で、本番。

実は自分はセッティングだけで、 本番のコンテンツ操作は参加者が 行なっていた。 (会費節約のため笑)

結論から言うと、大失敗orz

校歌が歌えなかったとの事。

終わった後に状況を聞いてわかったこと。 ・たしかに歌い出しはちゃんと出来た。 ・作ったピアノ前奏がおわり、音源が録音に切り替わった途端、何よ聞こえなくなったとの事。いわゆる生音ではなくサラウンド音なので、空間と人の声に吸収されてしまった模様。 ・その場で合図が出せる、指揮が触れる人がおらず、取り戻せなかった。

そうでしたか… 力及ばずすみません…

音源が途中で聞こえなくなる事、 船頭がいないと止まる事。

改めて思い知りました…

少しだけ悔しかったのが、 参加してる子供たちの中には何人か 吹奏楽部の子達がいた事。

流石にその子たちだけでその場をなんとか… は、難しいかもしれないけれど、 自分も混ざっていたら、一緒に 船頭役を楽しめたかもなあと。

今後に生かします(^^;;