年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

お手本吹きの効き目

とある場面。。。。 思ったように演奏出来なかった。。

こんな時は、 その箇所についてあーだこーだと原因を探り、 じゃあもう一度、吹いてみよう! と、言う感じで練習していきますよね?

もちろん、原因の特定ができて、理由が明確になって、 次はどうするのかと言う事が、 できれば言葉になっていた方が良いです。

何故なら、言葉は振り返る事が出来るからです。

それをきっかけに、出来るようになるまで、 みんなが自分たちで考え、 進めていく事が出来るからです。

ただ、 「どんな感じで吹いたら良いか」 については、実は、言葉以上に大きな効果が 得られる方法があります。

それは、 先生なり講師なり上手な先輩なりが、 「お手本を吹いてみる」 事です。

そして、それを真似してもらえるように、 その場で何度か繰り返します。

これだけです笑

この方が、伝えたいことが伝わってしまうことが 割とよくあります。

特に子供達の感覚はとんでもなく凄いと感じています。

耳で聞かないんですよね。 目で、身体で聞く。

昔でいう、ファジィな部分を吸収するのが 得意なように思います。

そこでおすすめなのが、 まずはなぜ?を確認して、裏付けが取れたら、 お手本吹きをする。

イメージとしては、こんな流れで。 ・ここ出来なかったな。。 ・なんでだろ ・多分原因はこうだな ・じゃあやってみよう。こんな感じで ・お手本吹き ・みんなのイメージが合う ・真似できるまで繰り返してみる。 そうすると、会得できた段階で、 感覚的な部分と、裏付が関連づけられた形で 身につきます。

細部までの理解は、お手本吹きして見るのが 早くかつ効果的と思いますが、 それを継続的に行うために、なぜ?の部分も インプットしておく。

そうすれば、繰り返し練習していく中で 感覚的に身につけたことを、裏付けの言葉を引き金にして、 思い出す事ができるかと。

よろしければ、お試しください!^^