年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

部活を楽しむって、実はすごいこと。

部活を楽しむって、実はすごいこと。と、自分は思っています。 なぜなら。。。このブログはそんなお話。

「楽しむ」は、わかりやすくて、難しい。

部活、楽しんでますか? 音楽、楽しんでますか?

みんなで楽しい~って言えればいいんですが、 ・部活でみんなと会うのは楽しいけど音楽(練習)が苦痛 ・音楽するのは楽しいんだけど、部活がうっとおしい などなど、なかなかうまくいかないもんです。。。

そもそも、楽しむって言葉。 言葉のとらえ方は人によって違うんです。 だから、わかりやすくて、難しい。

では、どうするか

結論から言います。

「楽しんでますか?」 と言われたら、 「目標に向かって自分なりに楽しんでますか?」 と、受け止めることをお勧めします。

目標? →実は集団の中で楽しむには大切なことなんです。

自分なり?みんなで楽しむんじゃないの? →結果としてそうなるんです。

見出す? →はい。ああもう続きを読んでください笑

目標は、皆が振り返る場所

1:部の目標をみんなで決めてみましょう。

仰々しいものでなくていいんです。 「これだけは大切にしたいこと」で十分です。 一音入魂でも、休まないことでも、みんな仲良くでも。 それを、1年間のテーマにします。

2:その目標のための自分の目標を立てましょう。

一音入魂、なら、どんな音を目指すとか、 休まない、なら体を鍛えるとか みんな仲良く、なら、気が合わないこと仲良くする方法を見つける など。

3:迷ったら、楽しんでいることが目標と繋がっているか確認しましょう

それができれば、皆が同じ方向を向けます。

これらを考えることや、そのために行動することに充実感を感じられたら、それは 楽しんでいる状態なのだと思います。

楽しむという言葉の誤解

楽しむって、もっと肩ひじ張らない気楽なもんじゃないの? 私の答えは「結果としてそうなる」です。

気軽に楽しむの例として、 例えば、Aちゃんとディズニー行ってキャッキャウフフする、 という行為。これだって、

キャッキャウフフするためにディズニーに行くのだし、 それによって、 共通の思い出を作る、だったり、 さらにいろんな話ができるようになる、 ディズニーを今まで以上に楽しむ ということにつながっているはずです。

無意識に、同じことをしています。 個人の発想でぱっと行うか、部活という場で 仰々しく行うかの違いがあるだけです笑

言い換えると、部活の目標に向かってコツコツと 取り組んでいる人は、それ自体が楽しめているんです。肩ひじ張らず。 キャッキャうふふと中身はあまり変わりません。

部活を軸としてみるから、 部の目標に沿っている方がまじめに見えるだけで、心理的にはあまり 差はないです。自分はまじめだと偉そうにする理由もないです笑。

なので、改めて言うと、部活を楽しむためには、 皆が部活の目標に沿うこと。それができる目標を立てることが 大切なのです。だから、はじめっから無茶な目標にしない。

部活についていけないと思った時

部活についていけないと思ったとき、楽しんでいるなあと思う人に 何をどうやって楽しんでいるのか、聞いてみてください。 (声をかけにくかったら、間に一人入ってもらってもよいです。) おそらく、自分が思っていなかった楽しみ方、やっていなかったことが 出てくると思います。

誰かが私の楽しみを邪魔するとおもったら

おそらくこれは、その人の楽しみ方が自分と合わないから 邪魔に見えるんだと思います。

この時気を付けたいのは、譲り合わないこと。 どちらが譲っても、片方は楽しみかたを抑えることになる。 それが新しい不満につながるので。

他人を知ると、自分の楽しみ方が増えるかも

聞いてみたことがそのまま参考になったり、そこから新たな楽しみ方が 見いだせるかもしれません。あとは、

それが目標に向かっているかだけ確認して、取り組むんです。 もしかして、その時相談した相手が新しい仲間になるかもしれません。 お互いの楽しみ方を知って、相手の楽しみ方に寄り添ってみるなり、新しい楽しみ方を 見出すほうが健全ではないでしょうか?

もし、目標に沿いたくないというのなら、目標自体をみんなで見直した方がよいでしょう。

あらためて、 結論を言います。

「楽しんでますか?」 と言われたら、 「目標に向かって自分なりに楽しんでますか?」 と、受け止めることをお勧めします。

全員仲良く、は現実的じゃない。 自分が楽しければよい、でも、部活が成り立たなくなる。​

どうすればいいか。 こちらが参考になれば幸いです。