年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

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初めて吹部の顧問になられる先生に向けて

ごめん、わからないから調べとく! 重要キーワードです。。

今回は、ご経験や自信がないまま、 初めて吹部の顧問になられる先生に向けて エールをお送りできないかと思いお書きしました。

新任の先生方へ。

顧問が変わった直後の生徒たちがまず気にするのは 「この先生、どこまで出来るんだろう?」 かもしれません。

そして、そこに不足を感じた時、 「えー?どうするの?」 と、たちまち不安になります。 その空気は先生も感じ取れるはず。

次が大事です。

「ご自身が不安がっていることを生徒に知られたくない。」 虚勢を張る。。。Noでございます。 お気持ちはわかりますが、上記の様にすでに伝わっています。 いい意味で諦めてください。

ぜひお願いしたいのは、むしろ、 わからないことを解決して行こうとする姿勢を見せること です。

「ごめん、わからないから調べとく!」

この言葉を堂々と発してしまって良いと思います。

先生が分かっていること>わかっていない事>どっちなのかわからない事 生徒が安心できる順番です。

こんなリアクションでも良いと思います。

・講師が来た時に積極的に質問する(生徒の前でなくても) ・その時、生徒に負けないくらいメモを取る とか。

これ、おそらく生徒達にも言ってることですよね。

大人は理解力で勝負です。笑 その代わり、意地でも解決させてください。ググる、知り合いに聞く、講師を呼ぶ、など)

これを積み重ねてゆくと、 ・虚勢を張った大人との向き合いがなくなり、コミュニケーションが改善する ・わかることが増えれば、そもそも自己解決できる様になる ・生徒は毎年入れ替わるので、上級生とは努力を共にする関係ができ、  新一年生とはより頼って貰える関係を気づける

いかがでしょうか。

人間は完璧ではないです。 その部分をどうやって克服していくかを 身を以て教える事も大人の大切な役目では無いでしょうか。

例えばこんなふうに練習が進められたら。。 「ごめん自分でこれ以上言える事が無いんだけど、みんなの方から何かある?」 (生徒の力を認める) あれば、合奏かパート練習 なければ、では講師が来た時に聞いてもらおう、と言って切り上げて、 別の曲の練習や、パート練習、個人練習を指示。 その間に先生もできることをする。 いかようにも、出来ますね。

その判断が難しい? そんな事はないですよ? プライドを捨てる事と、 生徒の力を信じて自分がバックサポートに回るだけです(^^

必要なのは、 「ごめん、わからないから調べとく!」 これが言える勇気です。

ご活躍をお祈りしています!