年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

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部活動の主役は生徒?

今日はこんなタイトルで記事を書いていみたいと思います。

部活動の主役は生徒。当たり前でしょう? と言う声が聞こえてきそうです。すみません^^;

ですが、私の考えとして、結論から言えば、

部活動の主役は生徒と顧問

です。

そして、

良い部活動とは 生徒、顧問が共にやりがいを感じられる場所

です。

例えば、 金賞は取るが強い顧問からの一方的な指導で生徒が疲弊している (顧問>生徒) 生徒の自由にさせているけれど顧問の指示でまとまらない (生徒>顧問) 顧問はプロなんだからと学校や保護者が一方的に追い込む (学校・保護者>顧問)

このいずれも、当てはまりません。 共に頑張っているわけではないからです。

共にやりがいを感じられる場所、を考えたときに、 一つ、大切だなと思う視点があります。それは、

「自ら学んで力をつけて行くこと」

です。 これは生徒も顧問も同じ。

顧問は生徒に学ばせる、と言う態度を見せるのでは無く 自らやりがいを感じる、率先して学ぶ姿勢を見せる。

そのほうが、顧問が学んでいる姿勢を生徒に見せることができるし、 生徒も学び方がわかってゆくのでは? と、言うことです。

そして、だからこそ。 無理やり顧問をさせる様なことはあるべきでは無いと思います。 学校側として顧問を任せる以上、意欲を持てるような 時間的配慮、学びのための支援をして頂きたいです。 まとめますと、 ・部活動という空間を作っているのは生徒と顧問ですから、 彼女らが共に主役なんだと言うこと。 ・その空間を良くするのに必要なことは、率先して学ぶ姿勢を 顧問が率先して作ってゆくこと ・その空間で頑張る生徒や顧問を学校や保護者がフォローすること

これが配慮されてくると理想的では無いかと 感じています。

お読みいただいている皆様の、 それぞれの立場からご覧になって、 「その他の誰かのせいにだけしている」 と言うことはないか 振り返ってみるのも必要な、大切なことかなと思います。^^