年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

いい音出すため、寝てみよう。

今回は管楽器向けです。

いい音出したい!

みんな、思います。 普段、学校でどんなことに取り組んでいますか?

「姿勢良く!」 「楽器はまっすぐ構えて!」 「お腹から息出して!」

3大、あるある。笑

これ、無理です。ハッキリ言って。

楽に吹こう

楽器は、理想的な振動が伝われば、ちゃんと鳴ってくれるもんです。 上記の取り組みだと、「身体の使い方に、どこかしら無理がある」 ため、煮詰まります。

でも、楽に吹こうと言われたって、 どうしたらいいかわかりにくいですよね。

・・・楽な姿勢って、ないもんでしょうか。

寝てみよう

無理なく息を吸えて、吐ける状態って、 ・心身が一番楽になれる状態 じゃないでしょうか。

それが、 楽器に対して素直な息のやりとりが行える 状態に一番近い状態かと。

角度、姿勢、脱力、緊張を抜く、、、、

いやいや、いっそ寝て見てしまってください。 教室の空いているところを使って、

寝ている時が、一番楽でしょう?

その状態で、歌って見る

起きている時より、楽に声が出ませんか? その時の腹筋の使われ方、息の吸い方、吐き方は これまでより大分楽ではないかと。

実際、地元の合唱部では良く行われています。

その状態で、吹いて見る

その状態で楽器を吹いて見てください。 楽に音が出ませんか? 吹き方に余裕が出てきて、いい音に近づける気がしませんか?

その際の、 「息のやりとりでどんな身体の使い方をされているか」を 意識してください。

首に力が入っていますか? 楽器を吹く時、腹筋がどの程度使われていますか? 背筋は?

おそらく、思ったほど負荷がかかっていないと思います。

あの、、安全第一で笑 後ろに飛び出るトロンボーンや、 逆に体を圧迫する大型楽器の人は自己判断でお願いします笑

では、起きて吹きましょうか

当たり前ですね笑

この時、「息のやりとりでどんな身体の使い方をされているか」を 思い出してください。 それ以上の気構え、気合いは不要です。。。

いかがでしょうか。

煮詰まった時こそ、楽に鳴ってください。 (誤字がありますが、理想的な意味に近いのであえて使用)

あ、学校でいきなり寝ると先生に怒られますので、 ちゃんと練習の目的を説明してから行ってくださいね笑