生徒と顧問と保護者にとっての部活
部活動のあり方、方々で騒がれていますね。。 年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの語り部として、一石を投じる・・・とまではいかないかもしれませんが、一粒を投じられたらいいなぁくらいの話をしてみます笑
部活は、皆の思いの拠り所
■生徒 ・友達と仲良くやりたい ・己を磨きたい ・結果を出したい ・仲間と力を合わせて・・・ などなど
■保護者 ・音楽を通じて成長してほしい ・結果を出してほしい ・子供の内申点を上げたい などなど
■顧問 ・結果重視。金賞目指すぜー ・部活動を通じて成長してほしい ・保護者や生徒の調整が・・・ などなど
部活動の中には、それぞれの要素が一つずつ、またはそれ以上の思いが存在していると思っています。それぞれの立場毎にも対極にある思いはあるし、 三位一体、がっちり絡み合う要素だけが揃うって、そもそも難しい。。 どこかの要素で不満が上がってもなかなか解決が難しいのは、あちらを立てればこちらが、、、のようになるからかもしれませんね。
じゃあどうしましょうか。せっかくなので。。。
どうせなら吹奏楽部らしい視点で考えてみましょうか笑 もし、生徒、保護者、顧問っていう、各パートだったらどうしますか? ・・・さあ、同じ曲について、各パートが違う解釈をしてきましたよ?笑
一つの解釈に寄せていくための拠り所が有るはずです。 指揮者?コンマス?作り手の意図?
それは顧問では?・・・。ではないんです。
顧問だって一つのパートです。
部活動の拠り所
拠り所、それは、「学校の方針」にあるのではと思います。 学校のホームページに必ずあります。なければ、教育委員会でもいいです笑
生徒、保護者、顧問が方針から逸脱しているようであれば、それを元にお互い話せば良いかと。 (顧問に言いにくければ方針を軸に校長なり教育委員会なりに相談することも出来るかと。)
例えば、 ・保護者が自分の理想=正論と申し立てるのも違うし、 ・あたしのやりたいようにやらせてよー、と言う生徒も違うし、 ・俺のやり方で部活をやるんだ、って顧問も違うし、 って思います。
音楽のプロ養成学校と、公立学校では、教育方針も異なるでしょうから、拠り所が異なります。 要はお互いがそこに向かって協力し合わなければ、まとまりも解決もないかと。
そもそも本来、顧問と保護者は助け合う存在では? PTAもそう言う存在意義がありますよね?(Parent-Teacher Assosiation)
こちらの学校では、方針に有る「自主性を育てる」という言葉を拠り所に活動をすすめています。 私の「お手伝い(日誌)」を見ていただくと、自分たちで考えてもらっていることがわかるかと思います。 もちろん、顧問の先生も知っています。
と言うお話でした。。