緊張にまつわる話。
緊張しないように・・・は、ムリ。
緊張しちゃって、演奏が上手くいかない。。。よくある話。
で、「緊張しないようにしなきゃ」。
上手くいくかというと、なかなか難しいようです。 どうも人は、〜をしないように、という自己抑制は苦手なようです。 ただでさえ、緊張すること自体が生理現象のようなものですから、無理があります。
他の力に変えてあげる
何か別の力に変えてあげるのはどうでしょうか。 私がよく言う例としては、 緊張を感じた時、緊張を腰から下に逃がすようなイメージで、腰下を支える。 です。 上手くいけば、楽器演奏に必要な上半身の力が抜け、ブレスコントロールに必要な体の支えも確保できます。
妄想力に救われる
とはいえ、実は私はステージでほとんど緊張したことがありません。結構少数派なのですかね? んで、心臓に毛が生えているとか、KYだとかいろいろ言われるのですがw
最近になって、理由がようやくわかってきました。(これ2013年のブログ転記なので4年前っすw) 私は、本番より練習の方が緊張しているからなんです。
私は妄想力が強いのか、いつも本番のつもりで練習する癖があります。 だから、緊張することが当たり前みたいになっているんです。 そのぶん、本番では環境が変わる部分、つまりホールでの響きとかに関心が行き、 本番しか得られないことを楽しめるようです。
これもある意味、緊張の逃がし方かなと思っています。
何かのご参考になれば幸いです。