年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

バストロンボーンを後輩にバトンタッチ!・・する時あるある。そして・・・。

いよいよ代替わり。 愛用していたバストロンボーン。

だいたい この楽器を担当するのは、 各学校、一人。

バストロンボーンを担当するのって、 いきなり初心者が持たされることは少なく、 トロンボーンパートの中から、 誰かひとり、 先輩の後を継いで受け持つことが多い。

ところがこの、 バストロンボーン。

経験者は声をそろえて言うけれど、

意外と、違うw

トロンボーンじゃないやつ。

なぜかというと 立てた時の管の長さは同じ

構えてしまうと、 スライドが動くってところも同じ。

ま、外から見たら どうでもいいですよねw

よーく見てください。

ベルの大きさが違います。 いつも一番右にいます。 なぜか チューバと一緒に休んだり構えたりします。

そんな楽器。

ここまでは、 周りの人から見て、バストロをわかってほしい、あるある。

といえます笑

今回は、

よし、今度からバストロ頑張るぞ!

と思った後輩が、 はじめてバストロを手にしたときに、

げっ。。。。

と思う視点での、あるあるを 記事にしてみたいと思います。

誰得?

バストロを任せた、任せられたという 狭ぁい範囲の方々。。 くらいでしょうか笑

ま、他の方も、 バストロ吹きを応援するつもりで ご覧いただければ幸いです。

あ、インラインのダブルロータリー タイプが前提です。(わかる人向け)

1:慣れるまでちょっと重いんだよね。。 ちょっと!?そんなもんじゃないでしょ? トロンボーンは指3本でつかみ上げるだけで苦行なのに

2:持ち方?トロンボーンと一緒だよ? まあ、形は一緒だけど。あとボタンが一つ多いけど、これ何? (先輩、説明がめんどいのであえてスルー)

3:スライドの幅が大きいからちょっと持ちにくいかな というか、添え指が届かない恐怖。。。

4:構えてみて^^ スライド幅のせいで唇の位置がなんだか高く?、、 それにベルがでかくて顔隠れるやん

5:音出してみて!^^ 空気しか出ません、息が足りません!

6:大丈夫、そのうち慣れるよ^^ 何が慣れるの?重い、指届かない、口届かない、息足りない、謎のボタン

7:ボタン?これ便利なんだよー?^^ ボタンが1個だと6ポジの代わり、2つ目は5ポジの代わり、 両方使うと7ポジより長くできる。。。。 いや理屈は分かった。 もう操れる指がありません。怖くて支えるほうからそっちに 回せません。 (先輩、スルー)

8:じゃ、チューニングB♭いつも通り出してみようか^^ は?もう帰りたいくらい疲れたんですが

9:そうだね。低い音が出しやすい楽器だからね。 いや、普段出してた音がつらいから (先輩、スルー)

10:じゃ、慣れるまではいつもの譜面吹いとこ^^ ええええええええ!?

という現象が一斉に訪れます。

心が折れかけます。

そのうち慣れ。。。?いや、慣れません。

こういう時は、 初心に返りましょう。

そもそもバストロのどこが好きなのか どうしてチャレンジしてみようと思ったのか

あこがれの気持ち

これこそが、あなたを支えます笑

多分、先輩の言葉で一番の本質は

そのうち慣れる

だと思います。

どんな楽器も、最初はそうだったでしょう?

ただ、バストロンボーンは サイズやバランス、重心、スライド技術など、 いろんな要素がアンバランスなので、 トロンボーン経験者のほうが、 とっつきやすいですね(そう書いてある教本もあります)

先輩へ、 自分があこがれた理由とか、それで自分が出している音とか なるべく後輩に伝えてあげてください。

そうすればきっと、後輩もあなたの仲間になってくれます。

そして・・・。

トロンボーン一族って、大人になっても 相当個性的なキャラが多いですが、 バストロンボーン系は さらに特殊な人が多いです。 (脳筋トロンボーン奏者とか言われたりします笑)

一人でも多く、この沼にひきず・・・いや 語れる仲間を増やしていきましょう(闇w)