年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

(ご参考)コンクール後にかけている言葉

・・・・うーん。。 正直、この内容で記事を書こうか、非常に悩みました。 なぜなら結論から言えば、相手により、場により、状況により 異なるからです。当たり前ですよね。。

ですが、コンクール後に、 「生徒に、後輩に、子供に、どんな言葉をかけたらよいか」 というご相談が非常に多いんです。

そのつど、上記のような前置きをしつつ、詳細を伺い、 私なりのアドバイスを差し上げている次第です。

ただ、振り返ってみると、自分自身でブレていないことがありました。 せっかくですので、今回はそれを書き出してみることにします。 何かしらお考えになるきっかけにでもなれば幸いです。

なに、結論は簡単です。 ・賞の色は、ラップタイム(その時点の結果) ・大切なのは、未来につながる何かを得ること

よく聞く話ですよね?

もう分かってます!

と言われることもしばしば笑

そこで次にこんなことを聞いて見ます。

「どんな言葉で、伝えていますか?」

結論の部分をそのまま伝えても、薄いんです。

では、自身が関係するバンドの現状を踏まえて、どれだけ具体的に 伝えていますか?

例えば、 これまでの課題で本番上手く行ったことはなかったか 自分たちで工夫したことを振り返って思い出せるか 講評用紙に書かれている内容で、気づいていなかったことはあるか いずれも、この先の上達につながる話ですよね?

私が関わっているところでは、「未来につながる何か(上記)」 というと代表的なものが「講評用紙の点数じゃなくてコメント」だと よく言い続けているので、先生なり生徒なりが、何かを言う前に、 コメント用紙を見た上で持ってきてくれたり、これどう思います?って 聞かれることも多いです笑

そうは言っても、話すタイミングが難しいのでは? 気持ちが落ち込んでいる時に伝わりますか?

こんなことも相談されます。

私の場合は、多少待って、変わらぬようでも、 ここまでのような内容で話し始めてしまいます。

なぜなら本来、落ち込む理由なんてないからです。 次への成長のきっかけをもらった訳ですから。

いかがでしょうか。

微妙な違いはあれど、 言っていることは同じでは?と思われたかもしれません。

なにより、こんな回りくどいアドバイスを受けて、心の底から 喜んでくれる子はいないかもしれません。

でも私は、スタンスは変えないと思います。

相手より上だ下だと思う事で喜怒哀楽する ような子にだけは決してなってほしくない。

その想いの方が強いからです。

ご参考になれば幸いです。