年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

地元中学吹奏楽部を10年以上お手伝いし何か残せればと思ったサイト

物凄く雑な、”音楽楽器との電子的なやりとり”のオススメ

少しだけ・・前置き

音楽は、感性だー! 音楽は、個性だー! 音楽は、心だー! ま、正論ですね。

そして、音楽に興味を持ち、 自分が心惹かれる相手のようになりたいと 思い始めるわけです。

そう言う子は、楽器を手に取り、上達のため、 練習に励みます。

こう言う時に考えるのは、

あの人は、どうやって演奏してるんだろう? あのテクニックはどうやって身につけるんだろう? 音の長さはこれで合ってるかな?

という感じですよね。

あれ? 感性と、個性と、心があれば何とかなるんじゃないの?

いやいやそうは行きません。 なぜならこの段階は、模倣段階(”守”の段階)だからです。

守破離(しゅはり)って言葉があります。 何かを教わり始めてから独立するまでのステップです。

守:言いつけを守って作業をこなす ←イマココ 破:作業を分析し、改善する 離:新たな知識を自ら生み出せるようになり、独立する

大体こんな感じ。

なので、感性だー!個性だー!心だー! と言っている方々が周りにいたら大体この2タイプに分かれると思います。

・自分より先にこのステップを踏み、自分なりの音楽を持っている人 ・人からの干渉を拒み、自身で完結していると思い込んでいる人

ま、どちらでもいいです。 ただ、あなたが惹かれる対象はおそらく前者ではないですか?

素晴らしいアーティストには、師匠や、尊敬の対象がいるものです。

それは、先生でも、先輩でも、ユーチューブの先の知らない人でも 別にいいと思います。

"守"から"破"へ

さて。 みなさん、破の段階にある、分析って、 どんな事をされていますか? ・先生や先輩に伺ったり、真似をしてみる。 ・同じく、教わった事をやってみる。 ・自分で調べた事をやってみる。 (例:スコアを見る、楽器や作曲家の歴史を知る)

今日の話題は、また別の視点にも注目してみませんか? と言うものです。

それは、音そのものに注目するんです。

わかりやすいところから書いて行きますと、

・音の長さ ・音の高さ ・音程 ・音量 ・音色

この辺りまではパッと出ますよね? さらに

・音の強さ ・音の位置(どのくらい右or左か。奥行) ・音の立ち上がり ・音の収束 ・音の響き、残響

どうですか? 単音で、要素がこれ位はあります。

何に気をつければいいんだろう、と、 具体的に考える時に使えそうですよね。

ここからは、考え始めると恐ろしく膨大になるので、 ざっとしか書きませんが。。。

音が2つ以上になった時は、さらに?

・クレシェンド、でクレシェンド ・ハーモニー ・バランス。。。

まだまだいくらでも出てきそうですよね?笑

でもこれらのことって。。。 よくよく考えると、どちらも、言われている事かもしれません。

バランスが、大切。

感性とかメンタリティの方だけしか見ていなければ、細かいところに気づけず、 分析ばかりしすぎると、メンタリティを忘れる。 こうならないようにしたいですね。

以上、物凄く雑な、”音楽楽器とのやりとり”の説明でした。

あれ?”電子的な?” は?

おっと、忘れていました。雑ですね笑

実は割と昔から、 新たな曲を生み出すときや、編成など考えるときに、 音楽をパソコン上でシミュレーションを行なっているんです。

その、 音楽でやりたい事を伝えるための規格(言語というか、ルールというか)を”音楽楽器との電子的なやりとり” すなわち Musical Instruments Digital Interface略して、MIDI(ミディ)と呼びます。

もし興味をお持ちいただいたら、ググってみてください。

・・・音の分析のところのボリュームが半端無いです笑

結局、言いたいことは・・・

くじけそうになったら、素直に諦めてそっ閉じして、 そして、思い出してください。

・これらのことを言葉でやりとりし、同時に実現できる人間の凄さ ・とはいえ一緒に演奏したり、学ぶためには、メンタリティも、分析も大切

ということをです。

そうすると、 ・自分を磨きながら ・お互いを尊重し ・みんなで一つのことを実現する 集団と個が、前向きに作られていくでしょう。

お互い、それぞれの場で頑張りましょう!

あ、 大体みんなそっ閉じすると思いますが笑、 ハマった方は、楽しいと思いますので、より深めて下さい。