アクセントは”足し算”で
何が。。起きた?
「♪ド・ド・ド・ド」 「楽譜通り、アクセント効かせて。”>ド・ド・>ド・ド”、ね」 「はいっ」 「♪>ド・?・>ド・?」 「あれ?それだとアクセント強すぎかな」 「はいっ」 「♪ド・?・ド・?」 「・・・・途中の音がなくなっちゃったよ・・・」
こんな場面ありませんか?リズムなどで。。
無意識・・・なのかもしれません
・アクセントを効かせる=次の音を抜く
というようにセットで捉えてしまっているようです。
文章だけで書くと、一見問題なさそうですが、 この”抜く”という部分。 いろんな解釈があって、人によっても バラバラなことがあります。
・聞こえなくなるほど、小さくしてしまう ・鋭いフレーズなのに、弱い音になってしまう
など。
アクセント以外の音、つまり”抜く音”が ”無責任な音”になってしまっているのかも。
では、どうするか。
「引き算」ではなく「足し算」の発想で
一度発想を変えてみてはいかがでしょうか。 すなわち、「引き算」ではなく「足し算」で。
やり方は簡単です。
1:「♪ド・ド・ド・ド」とアクセントなしで演奏する 2:(ここ重要)1をキープしながら、 アクセントのついた音だけ、アクセントを「足して」演奏する
これだけです。
つまり、 アクセントの無い音を、そのフレーズの「下地」 と考えるわけです。
こうすれば、「アクセントの効いたフレーズ」が出来上がるので、 その上で、合奏曲のバランスや表現に合わせてゆけばよいかと思います。
同じ悩みをお持ちの方、一度お試しください。
前回のブログ「デクレッシェンドを”創る”」も、似た感じの 気づきです。合わせてお読みいただけたら嬉しいです^^