年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

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お手伝い 2017/05/28

パート練習

先生のアイデアで、各パートごとにどこを練習するか申告してもらい、後で先生に聞いてもらうという、 集中力を維持できるスタイルの練習を実施。

自分は、トロンボーンの特訓をしていました。

もともと、12年前、トロンボーンの講師として始まったこの活動。 当時は当たり前だったのですが、これだけ時間をかけられたのはいつ以来でしょうか・・・。

何をやったかといえば、 「まずしっかり鳴らす」 ま、これだけなんです。要するに。 意外と、どれだけ吹けば響くようになるのかって、吹いてるだけじゃわからないものです。 全般的に音が小さめだったので、ここをテコ入れ。 改善はできたかなと思います。

並行して行なっていたこと

生徒が来るまで、先生は普段なかなか時間が取れない棒の練習を実施。

先週の日記の通り、これまでダイナミクスをパート任せにしていたので、このままでは 例えばメロディーは大きく出す、という大まかな仕上がりではパートごとにダイナミクスの掛け方が まちまちになり、聞こえ方が一本調子になるので 下記のように練習の組み立て直しをしてます。 1:まずは譜面通り、次のパートの音が聞こえてくる程度の音量で演奏。 2:音が重なって来ることで音色が重なって聞こえ方が変わることを意識する。 3:譜面通りしっかり吹けるようになったら、ダイナミクスは最終的には棒で合わせる。 こうすることで、ダイナミクスのかけ具合が揃うので、譜面に書かれた音の変化を再現しながら、 曲の強弱やアゴーギグがつけられる。

いや、当たり前っちゃ当たり前なんですが。 まず譜面から目を離して棒を見られるようにならなければならず、 とっても重要なステップだと思っています。

課題曲

棒に合わせる練習。 まずまず予想通りの効果は得られたかなと思います。 今度はその辺りが改善した分、決め所の音量、音程、細かい音の音価などの再調整が必要になるので、 その辺りの微調整。

自由曲

全般的に、 ・同じ譜形の音はきっちり演奏する ・自分が入るときにどの音と重なるのかを注意する ・同じ四分音符でも、曲ごとのテンションによって価値が変わること その辺りを中心に。

終了後のホルン集中練習

他パート同様、取り組んだところがなかなか難しかったので、個別に確認。